[胃カメラ]
2020.02.21 Friday
胃がん健診 ~はじまりとその後~
昨年4月、熊本でも新たな取り組みとして始まった、
内視鏡検査(胃カメラ)での胃がん検診。
おかげさまで、昨年は多くの方に“熊本市胃がん検診”をご利用頂きました。
「毎年バリウムを受けているけど、この機会に内視鏡を受けてみようと思った」
「普通に受けるより値段もお得だし、麻酔で楽にできると聞いて」などなど、
皆さんの反応も良い印象を受けました。
実はイマイチよく分かっていない、、、という方のために(*’▽’)ノ
50歳以上・・・3000円
70歳以上・・・無料
★☆助成の対象は年度年齢が偶数年の方☆★
(※胃に症状がある場合は、保険適応とさせて頂く場合があります。)
「普段、特別気になるような症状はないけれど、“癌”だけは心配」
そんな方は、胃がん検診を活用しましょう!!
また、4月からは新しい年度となり、対象者が入れ替わります。
「昨年は対象年齢じゃなかったので、受けられなかった(泣)」
という皆さん、今年は是非!当院での胃がん検診をご利用下さい🌼
余談ですが、最近こんなニュースの見出しを目にしました。
『胃の内視鏡検査、バリウム検査より胃がん発見率3倍も』
胃がんは、日本人男性の罹患数第1位、女性では第3位です。
年間13万人発生する新規胃がん患者のうち、自治体のバリウム検査で見つかるのは、
わずか4500人程度という厚労省の報告(2016年度)もあります。
胃カメラは、画像診断の精度が高いだけでなく、
直接胃の粘膜を採取して病理検査を行うことができます。
それが、胃がんの早期発見にも繋がっています。
内視鏡検査という選択肢が増えた今こそ、
“熊本市胃がん検診”を積極的に利用していきましょう (^^)/
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2019.05.10 Friday
消化器内視鏡技師試験に合格しました!
当院の内視鏡室に、
消化器内視鏡技師が誕生しました。
試験は、東京ビッグサイトにて。
EXILEのライブかと思うほどの大きな会場で、
通常の業務をこなしながらも、
学んだことを完全燃焼。
見事、一発合格となりました(^^♪
さて、消化器内視鏡技師とは?
内視鏡を使用する医師の補助(検査時や治療時の介助など)を、
専門的に行う技術者です。
また、内視鏡機器のメンテナンスや、
患者さんやご家族に、検査の説明なども行います。
私たちが大切にしていることのひとつに、
検査前の説明があります。
不安や心配のない状態で、
検査にのぞんでいただけるよう努めております。
心配なことは、どんなことでも、何度でもおたずねください。
技師合格者スタッフはじめ、丁寧に対応いたします。
院長が、胃内視鏡検査に力を注ぐ理由。
それは、日本人の胃癌の発症率の高さにあります。
食生活の変化、ストレスなど・・・原因はさまざまです。
院長力説
→「胃内視鏡検査に、やり甲斐を感じる。
病気の早期発見を叶える検査だから。
治せる病気を見過ごさない。ベストな治療方法を提案し、
元気になられた患者さんに再会した時の喜びは、なににも代えがたい。」
早期発見のカギは、定期的な健診です。
元気な方にこそ、胃内視鏡検査を受けて頂きたいと思います。
熊本市の胃癌健診に、胃内視鏡検査が加わったのも、同じ理由です。
検査のきっかけは、ご家族の一言だったり、ご友人の体験談だったり・・(^^)/
でも、決めるのはご自分です。
「誕生月に」「節目年に」あなたの大切な方のためにも、
内視鏡検査をぜひ、受けてください。
技師試験合格者からひとこと・・・
「みなさんが、安心して安全に検査を受けられるよう努めます。」(#^^#)
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2019.04.19 Friday
熊本市がん検診のご案内 ~定期的にがん検診を受けましょう~
今年4月から、熊本市で、胃カメラ検診が始まりました。
今まではバリウム検査のみでしたが、時代の流れで、内視鏡での検査が可能になったのです。
当院でも、もちろん検査をお引き受けしております。
対象は、50才以上で、今年4月から来年3月までに偶数年齢になる方です。
たとえば、50才、52才、、、、60才、62才、、、70才、72才、、、などの年令が対象です。
費用は、3000円です。 70才以上のかたは、無料になります。
予約は、お電話で予約できます。
096-339-1711 までお電話ください。
「熊本市胃がん検診の予約」とおっしゃって下さいませ。
楽な胃カメラ検査で、検診ができる時代になりました。
静脈麻酔も、もちろん行います。 鼻からの、経鼻内視鏡も可能です。
胃がんが無いことを確認して、安心されますように!
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2019.04.2 Tuesday
胃カメラ 胃内視鏡 楽に受ける方法 なかむら編
新生活に向けて、ワクワクするシーズンですね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今回は、「胃カメラを楽に受ける方法」についてお伝えします。
楽に受けるためには、
麻酔を使ってもらう
眠らせてもらって受ける
のどに十分麻酔を効かせてもらう
のどに刺激の無いように、出来るだけ、径の細いカメラを使ってもらう
怖くないように、事前にきちんと説明を受けてから受ける
優しい看護師に付き添ってもらう
できれば、先生も、優しい先生にしてもらう
など。。。
思い付くまま並べましたが、いっぱい揃うと、
かなり楽に検査が受けられる!
感じがしますね!!
逆に、今まで痛い、怖いと感じてしまっていたのは、なぜでしょうか。
麻酔を十分に使ってもらえなかった
十分に眠らせてもらえなかった
のどの麻酔が十分でなかった
のどの刺激が強い、太いカメラだった
事前の説明が少なかった
看護師が怖かった
担当の先生が怖かった
ということでしょうね。
昔の「あるある」でしょうか。
今は、そんな病院は減って来ていると思います(思いたい)。
当院は、楽な検査を受けてもらうことに特化しています。
十分に麻酔を使い、眠ったまま
受けることが出来ます。
のどが苦しい患者さんには、
鼻から入る、極細の胃カメラを、使います。
鼻から挿入する内視鏡(経鼻内視鏡といいます)の経験が豊富です
ウトウトしているうちに検査は終了します
リカバリーから目が覚めたら、説明になります
ほとんどの方は、検査を受けたことすら覚えていない位に楽に終了しています。
内視鏡検査は、一生のうちに何度か受けて頂く必要がある検査です。
特に、ピロリ菌がいるかたは(または除菌して成功した場合も)、
1年に1回の内視鏡フォローアップが必要です。
なるべく楽に検査をすませて、胃がんの心配がない、
楽しい毎日をお過ごしになれますようにと願っております
ご予約は、096-339-1711までご連絡下さい。
または、内視鏡ホームページ上から、メール予約も出来ますので、ご利用くださいませ。
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2017.07.31 Monday
胃がんはこわい
胃の病気はいろいろです。胃炎(急性・慢性)、
ポリープ、潰瘍、良性腫瘍、悪性腫瘍(がん)、ピロリ菌など。
潰瘍・炎症やピロリは飲み薬で治療できるとして、一番こわいのは、悪性腫瘍(がん)でしょう。
ほとんどのがんは、じわじわ進行しますので、年に1回の検査間隔で大丈夫でしょう。
小さいうちに見つけることが可能なので、内視鏡で治療・切除します。
内視鏡で切除できなくても、手術できる状態で発見できれば、命にかかわることはありません。
しかし頻度は低いですが、急激に進行してしまうがんがあります。
スキルス胃癌とよばれているのがそれです。
治療できる状態(手術も含めて)で見つけることが困難であります。
年に2回受けておけば、少しでも早く見つけることができるかもしれません。
医療の現場では、これらに立ち向かうべく、日夜たくさんの人々が研究・診療にたずさわっています。
私もその一員として、これからも頑張っていきたいと思っております。
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