診療コラム [胃内視鏡]

2013.11.18  Monday

内視鏡検査の実際

内視鏡イメージ

「今日の胃カメラは楽だったよ。こんなに楽なんて知ってたら、もっと早く受けたのに」と、おっしゃる方が多いです。
いまや、検査の際に、鎮静剤(眠たくなるお薬)を注射してもらわないなんて、もったいない。そんな風になってきています。私も、毎年実際に内視鏡検査を受けていますが、鎮静剤を使ってもらうと、自分の不安な気持ち、痛いかもしれない、病気が見つかったらどうしよう、などどいう気持ちが吹っ飛んでしまいます。「目が覚めたら、いつの間にか検査が終わっていた」そんな感じです。

ただし、鎮静剤の注射(セデーション)は、全身麻酔の一種になりますので、万が一のリスクを伴います。注射の量は、体重や年齢、体調などによって増減されますし、消化器内視鏡学会が認めた薬剤を、細心の注意を払って慎重に使用することにより、安全に、しかも楽に検査を受けることが可能になっています。
当院では、最新の超高画質の内視鏡を使用しています。
口から挿入する内視鏡は、直径約9mmです。この際に鎮静剤を注射すると、本当に楽に検査が受けられます。鎮静剤を注射した検査の後は、1~2時間程度、回復室でしっかり休憩していただいて、安全を確認してから帰宅していただいております。
注意点ですが、検査終了後当日は、お車・バイク・自転車の運転は危険なので禁止です。公共交通機関の利用、ご家族による送迎、徒歩、運転代行タクシー(安心の、熊本交通さん:タクシー代+1,000円で代行してくれます)などをご案内しております。

また、最近話題の、鼻からの内視鏡は、直径5.9mmです。鎮静剤を注射しなくても、ほとんどの場合は楽に検査を受けられます。気軽に受けられるのが特徴の検査です。
どちらを使用するかは、診察の際に患者さんに選んでいただき決定しています。
私自身は、経口による検査(鎮静剤を使う方法)と、経鼻による検査(鎮静剤を使わない)を両方とも受けたことがあります。どちらも楽でしたし、次回受けるときも、どちらでもいいと思っています。

実は経鼻内視鏡を使って、時々私は、自分自身で、自分の胃を観察しています(患者さんはできませんよ)。麻酔方法などを研究するときに、自分で試すのが一番わかるからです。スタッフには、変な先生とみられているかもしれませんね(笑)。
鼻やのどへの表面麻酔は、学会の方法を参考にしながら、さらに進化させています。
以上、胃内視鏡検査の場合の説明でした。

一方、大腸内視鏡検査の場合は、鎮静剤を使用したり、使用しなかったり、ご本人と相談しながら決めています。使用したほうがもちろん楽ですので、ほとんどの場合は使用しています。使用しないで検査することも、もちろん可能です。いずれにしても、「検査は無理をしない」が鉄則です。無理をすると、思わぬ偶発症を引き起こしてしまう原因になります。
大腸の場合は、検査が簡単に終わりそうな体格の方は、鎮静剤なしでもほとんど支障ありませんし、そうでない方は、最初から鎮静剤使用をおすすめしています。当日ご本人とお会いしてみないと、何ともいえないのですが、鎮静剤を使用すると仮定して、ご準備をお願いしているのが実際のところです。
大腸内視鏡も、以前の硬く、太い内視鏡から、基本的に細くしなやかに進化しています。拡大内視鏡といいまして、ボタン一つで病変を顕微鏡みたいに拡大して見れるものもあれば、超細径内視鏡は挿入がすごく簡単です。当院では、両者をそろえており、患者さんの体格や検査目的などを勘案し使い分け、最適な検査になるようにしております。

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